学校の沿革

●沿革
本校は平成12年4月に北海道真駒内養護学校の過大規模を解消するために開校した肢体不自由養護学校です。開校時小・中学部は全学年、高等部は1年生の児童生徒84名、学級数30学級、教職員95名で歩みはじめました。
  開校にあたって、子どもたちを中心として生まれるすべての人々との出会いを大切にし、共に育ち合う学び舎の創造を目指すことを明らかにしました。その考えのもとに、柱を「一人一人の子どもを本気で大切にする」、土台を「共有、共感、共育」として学校づくりの基本理念にすえました。この基本理念は全ての教育活動及び学校の進むべき方向を示す羅針盤でもあります。
 学校の教育目標である「一人一人の生きる力」を育てるために、様々な教育活動に取り組んできました。「個別の指導計画」に基づき一人一人のねらいに応じた学習内容と指導形態、様々な学校行事、地域の教育力を活用した多様な体験学習等の授業を工夫してきました。
  平成15年3月には高等部第1期生が巣立ち、本校の歴史に新たな1ページが刻まれました。その後児童生徒数は増加の傾向にあり、平成27年度は児童生徒数が143名、学級数は51学級、教職員数148名となっています。
 また、韓国の又進学校との交流も進み、お互いの開校10周年記念式典には、来賓として参列しています。
 開校21周年となる今年度は、本校が掲げる学校経営の基本理念に基づき、学校・保護者・地域の方々、子供を中心として出会うべきすべての方々と手を携えて、育ち合う学校づくりを目指します。